Unity」タグアーカイブ

[Unity] EZ GUIについて(UIScrollListの使い方:その1)

こんにちは。松村です。

久々にUnity記事を書きます。今回はEZ GUIのUIScrollListを使って、
リスト表示をする方法を紹介します。
せっかくなので、以前に紹介した通信機能なども盛り込み、
Twitter search APIからツイートを取得してみました。

以前の記事はこちらになります。
Unity始めました
EZ GUIについて
EZ GUIについて(ボタン)
通信について(WWWとJSONObject)
通信について(外部画像の読み込み)
SVN(Subversion)を使って複数人開発を行う方法

さて、 UIScrollListなんですが以下のようなものを作りました。
黄色のボタンを押すと、Twitterのサーチ機能でタイムラインを取得しています。
(Unityというキーワードで検索しています。)

サンプルを見る
※ Unity Web Playerのインストールが必要になります

サンプルをダウンロードする(EZGUITweet.unitypackage)
※ EZ GUIのパッケージは含めていないので、コンパイルする場合はEZ GUIを購入してください。

iPhoneにインストールしてもスワイプでスクロールができて便利なのですが、
ここまで作るのは結構面倒です。

全部を説明するのは長くなるので、要点を書いていきます。
主に説明するところは以下のようなところです。
ちょっと長くなりそうなので、今日は1〜3までを書いていきます。
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【クスール勉強会@京都】3DエンジンUnityを触ってみよう

こんにちは。上泉です。

突然ですが、京都でUnityの勉強会やります。

12/14(水) 19:00〜より、四条烏丸にある京都精華大学kara-Sのスタジオスペースにて、弊社松村、大西の2名によるUnityの勉強会を開催します。

スマホ向けアプリの開発などで最近盛り上がっているUnityですが、弊社も実案件で使用した経験をもとに、「そもそもUnityって?」といったお話から、簡単なゲームの制作までを行うという、カジュアルな勉強会を予定しています。

入場無料ですが、ATNDからの事前お申し込みが必要です。

【クスール勉強会】3DエンジンUnityを触ってみよう
http://atnd.org/events/22200

[内容(予定)]
・そもそもUnityって?
・Unity3Dのオススメ学習フロー
・案件で使ってみての感想
・サンプルゲームを作ってみよう
・そのほかUnityでこんなもの作ってみました。
・簡単な3Dでサンプル作りの紹介
・UIの作り方
・通信の仕方、などなど・・・

興味のある方、お気軽にお越しください!


・Unityで作ったiPhone、Androidアプリ”みそだ教授の「おミソわけ」”をリリースしました!
http://cshool.co.jp/apps/misodajump/jp/

・クスール学校事業部で3Dコンテンツの開発プロセスを基礎から学ぶ「Unity講座」やっています。
http://www.cshool.jp/course/unity/

[Unity] SVN(Subversion)を使って複数人開発を行う方法

こんにちは。京都事業部の大西です。

今回はUnityのプロジェクトをSVNで共有する方法をご紹介します。
この方法を使うことで、複数人での開発を行うことが可能です。
(※ Unity Proライセンスが必須となります)

Unityはプロジェクトフォルダ内が多数のバイナリファイルとそれらを関連づけるファイルとで構成されているため、
普通に共有した場合にファイルが壊れてしまうケースが多々あります。

そこでUnity Proライセンスからサポートされる機能「External Version Control Support」を使用します。

まず、SVNで共有したいプロジェクトを開いた状態で、メニューの「Edit->Project Settings->Editor」を選択します。
[Unity + SVN]MenuからExternal Version Cntrol Supportの設定を開く

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[Unity] 通信について(外部画像の読み込み)

こんにちは。松村です。

前回の外部テキストデータの通信方法に続き、今日が外部画像の読み込みについて紹介します。

● 1.データ通信
テキストデータと同じくWWWクラスをインスタンス化します。
var imgWWW:WWW = new WWW(“URL”);

● 2.データの受け取り&画像のはりつけ
まずはyieldで通信を待ち、そのあとは
WWWクラスのtexutureというところに画像データがあります。
そのテクスチャを貼付けたいGameObjectのテクスチャに指定します。

// 通信結果を待ちます
yield imgWWW;

// 今回はImageViewというGameObjectに貼付けます。
var imageView = GameObject.Find("ImageView");

// ImageViewのテクスチャにサーバからのデータを貼付けます。
imageView.gameObject.renderer.material.mainTexture = imgWWW.texture;

ということで、外部画像の取得は意外と簡単でした。
ただ、Unityでは画像が取得できない場合は「?」マークが自動的に出てしまうので、
実際の案件ではその処理などをいれないといけないですね。


・Unityで作ったiPhone、Androidアプリ”みそだ教授の「おミソわけ」”をリリースしました!
http://cshool.co.jp/apps/misodajump/jp/

・クスール学校事業部で3Dコンテンツの開発プロセスを基礎から学ぶ「Unity講座」やっています。
http://www.cshool.jp/course/unity/

[Unity] 通信について(WWWとJSONObject)

こんにちは。松村です。

今日は外部テキストデータの通信方法(JSON)について書きます。
外部データとのやり取りにはWWWとWWWFormというクラスを使います。
今回はJavascriptで書いています。

WWWは通信をつかさどり、WWWFormはサーバに送るデータを作成します。

● 1.送るデータの作成
WWWFromクラスをインスタンス化し、AddFieldで送る値を設定します。

var wwwForm:WWWForm = new WWWForm();
wwwForm.AddField( “変数名”, 実際の値 );

● 2.データ通信
WWWクラスをインスタンス化し、1で作ったwwwFormの値を第二引数に渡してあげます。

var www:WWW = new WWW (“通信するURL” ,wwwForm);

● 3.データの受け取り
サーバに送ってから、レスポンスをもらうまで、タイムラグがありますが、
レスポンスを待つのにyieldを使います。
yieldは何秒か待つ処理をするときによく使うのですが、サーバ通信でも使います。

yield www;

あとは、以下のようにJSONObjectを使って解析していきます。
JSONObjectは以下のところからスクリプトのファイルをダウンロードしてきます。
このJSONObjectはC#のコードなのですが、Plungins, Editor, Standard Assetesの
どれかのフォルダに配置するとJavascriptからも呼び出すことができます。

・JSONObjectファイルの解説ページ
http://www.unifycommunity.com/wiki/index.php?title=JSONObject

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[Unity] EZ GUIについて(ボタン)

こんにちは。松村です。

今回はEZ GUIでのボタンを作り方を少し説明します。
前のブログ(https://cshool.jp/blog/2011/10/4090.html)でも少し書いたのですが、
EZ GUIを使うとボタンの状態(タップ時、非アクティブ時など)を登録しておくと、
状態と簡単に変更できるので便利です。
Flashでボタンを作る感じですね。

以下にボタンの作り方手順を書いておきます。

1.EZ GUIはライブラリなので、ダウンロードしたら、
unitypackageが入手できるので、それをダブルクリックしてください。
プロジェクト内にソースフォルダが配置されるので、適時GameObjectに貼付けていく感じです。

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[Unity] EZ GUIについて

こんにちは。松村です。

会社でUnity案件を始めてから、Unity記事を書いていこうと思っていたのですが、
案件が忙しすぎて、全然進めていませんでした。

ということで、久々にUnity記事です。
いきなりなんですが、GUIの作り方から書いていきます。

Unityって3Dは結構さくさくできるんですけど、2Dになった途端になんかもっさりして、
どう作っていいか分からなくなります。
Unityのセミナーとかいったり、いろいろ調べたところ「EZ GUI」というライブラリが使いやすいのではということで、僕たちも案件で使うことになりました。

・EZ GUI (199ドル)
http://www.anbsoft.com/middleware/ezgui/

上記のところから購入して、ダウンロードするだけです。
unitypackageが入手できるので、それをダブルクリックしてください。
プロジェクト内にソースフォルダが配置されるので、適時GameObjectに貼付けていく感じです。

EZ GUIを使ってみて、ざっとした感想ですが、以下のような感じです。

・ボタンはタップ時、非アクティブ時などの状態を登録できるので、それだけでも便利
・ボタンが押されたときのトリガーなどをインスペクタで簡単に設定できる
・iPhone 3G、iPhone 4の両対応など解像度が違うものにも対応しているが、ちょっと操作に癖がある
・Build Atlasしたボタンを再度作り直そうとするとうまくいかない
(というか、うまくいく方法をよくわかっていないです。すみません)
・タブバーやスクロールリストなども結構さくっと使えるので重宝した
・スクロールリストはiPhoneのUIを意識しているのか、
上下に余分に動くのでデザインするときに気をつけたほうがいい
・GUIを作れるが、iPhoneのネイティブアプリのような挙動が期待できる訳ではないので、
あまり似せるようにしないで、あくまでゲーム上のUIを作ったほうがいい

ちなみにFlashベースで開発できるScaleform(http://www.scaleform.com/)という技術がUnityにも使えるようになるらしいのですが、今のところまだ正式に使えるまでには至っていないようです。
これが使えるようになれば、僕たちにとってはかなり開発がしやすくなるのではと思っています。

次回はこのEZ GUIでのボタンの作り方を紹介しようと思います。


・Unityで作ったiPhone、Androidアプリ”みそだ教授の「おミソわけ」”をリリースしました!
http://cshool.co.jp/apps/misodajump/jp/

・クスール学校事業部で3Dコンテンツの開発プロセスを基礎から学ぶ「Unity講座」やっています。
http://www.cshool.jp/course/unity/

[Unity] Unity始めました

こんにちは。松村です。

最近僕たちの間にもUnityという言葉を少しずつ聞くようになったのですが、
とある案件で僕たちもUnityを触ることになりました。

結構Flashぽい感じでぼくたちにはとっつきやすいのですが、
いろいろと癖もあるのでメモがてらにブログに書いていこうと思います。

今日は最初の導入のところを少し紹介します。

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