みなさんこんにちは。上泉です。
しばらく間隔が空いてしまいましたが、Flash OOPの勉強会を久しぶりに行います。
前回まではFlash OOP本の執筆者を中心に執筆について話あっていましたが、今回からはまた元のように一般の方に向けて勉強会を行っていきますので、興味のある方は是非お気軽にご参加ください。
今回はFlash OOP for ActionScript 3.0の執筆者メンバーである野中文雄さんが10月18日に新しくFlashの本を発売し、その記念として野中さんに本の内容の一部を紹介していただきます。
以下、勉強会の詳細です。
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●第30回の内容
○日時:2008年12月11日(木) 18:00-20:00
○場所:アドビ株式会社大崎オフィス(ゲートシティ大崎、イーストタワー 19階) 会議室
○参加費:無料
○参加方法:当日直接会場までお越しください。
○内容
「数学的なベクトルと行列からMatrix/Matrix3Dクラスを理解する」
拙著『ActionScript 3.0プロフェッショナルガイド』には数学編を設け、高校レベル程度の数学的な解説を加えました。その中から今回は、「ベクトルと行列」を紹介します。
座標空間を変換する行列は「変換行列」と呼ばれ、MatrixやFlash Player 10実装のMatrix3Dクラスが扱います。9月のFlash Power Session 2008ではMatrixクラス、先日のF-siteセミナーではMatrix3Dクラスについて説明しました。また、年明けのMAXのハンズオンセッションでも変換行列をテーマにしています。
ただ、いずれのセミナーでも、数式はできるかぎり使わず、イメージをつかんでいただくことに注力しました。けれどこの勉強会では、数学としてベクトルと行列を解説し、ActionScriptの内部的な処理にまで触れる予定です。
とはいえ、前提の知識は高校の文系です。数学でベクトルや行列を習わなかった人、あるいはその意義がわからなかった人に、Flashを素材として線形代数を理解するきっかけにしてもらえればと思います。
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みなさんのご参加お待ちしております。