京都精華大デジクリ3年「kurukuruプレゼン」

2年生はタナカカツキさんのプレゼン入試の準備で仮撮影でした。

katsukisan

詳しくは以下のところから

「京都精華大学2009年度デジクリAO入試
タナカカツキのプレゼン入試制作ブログ」
http://digicre.blog.shinobi.jp/

今日は東京のkurukuruオフィスへのプレゼンです。
kurukuruのメンバーに今回の企画内容を聞いてもらい、企画書もまとまっていて、おもしろそうであれば実際のプロジェクトを進められるという仕組みです。もし内容や書類に不備があればもう一度プレゼンをしてもらいます。


まず1日目はプレゼンの資料がきちっとととのっているかを僕がチェックし、それができていなければ今回のプレゼンはキャンセルで次回に持ち越しです。

僕の予想では、8グループ全部はいけないにしても、半分の4グループはいけるんじゃないかと思っていたけど、蓋をあけてみればいけそうなのは2グループだけ。ちょっと予想が甘かったです。

これは僕の最初の課題の出し方がちょっと極端だったのかなあと思っています。
というのも「ネットでお金を稼ぐ」ということを強調していたので、みんなそこにばかり頭がいっていたようです。
もちろん最終目標はそこにあるのですが、ネットを稼げるようになるには以下の手順を踏まないといけないと思っています。

1.サイトができあがる
2.サイトが信頼されたり、噂になることで人が集まるようになる
3.人が集まった強みを生かして、ビジネスに展開する

これで考えるとまだサイトも何もない状態からだと当然1番からはじめないといけないです。ただ、僕がお金を稼ぐということを強調したことで、1と2はすぐにできるものだと考え、3をどうするべきかをみんな集中して考えていたようです。

ということで1と2の詰めがあまいところはやり直し、もちろん企画書がまとまっていないところはやり直しにしました。

今回プレゼンした2組は企画内容は見てある程度わかるところまで考えられているもの、企画書としてまとまっているところにしてもらいました。

プレゼンをしてもらう場所です。他のクラスメイトがいると緊張感があまりないので、別室でしてもらうことにしました。
右側のコンピュータが東京都つながっていて、左側のコンピュータはプレゼンの様子をクラスにブロードキャストします。

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クラス側です。プロジェクターを使って放映します。プレゼン内容が一方的にこちらに聞こえる仕組みです。
覗きはドキドキしますね。

presen2

他の生徒はプレゼン内容をクラスで聞きます。
写真ではあんまり聞いてないようですが、結構真剣に聞いてました。

presen3

で、2組のプレゼン結果をいうと、1組目が65点、2組目が90点くらいでしょうか。
(100点がプレゼン合格で作業に入れる状態です。)

つまりどちらも2回目のプレゼンへ持ち越しです。まあある程度は予想していましたが、こうなると次回は残りの6組+今回の2組で8組のプレゼンです。一回に1時間ほどかかっていたので、次回はそれを2日間で終わるか心配です。

という不安要素はいろいろありますが、今回も学ぶことはたくさんありました。

まず2組目は予想以上にいい感じでプレゼンできました。これはやはり自分たちのコンテンツを作って広めたいという気持ちが、プレゼン準備の段階でもきっちでできていたからでしょう。実際のコンテンツできあがったら見てみたいという気持ちになりました。

あとは、いつもながら僕自身のことですが、今回プレゼンで突っ込まれたところはずばり僕自身があまり考えていないところでした。

つまり僕がプロジェクトを起こす際に自分自身があまり力を入れていないところがそのまま学生にもカバーできておらず、それがプレゼンでの不足部分にも出たというわけです。
つまり今回は、仕組みのほうを教えるのが手一杯で、実際のコンテンツのよさを考えさせるところに僕自身が頭がいっていませんでした。

うーん、教えることと学ぶことは表裏一体ですね。

果たして次回はいくつのプレゼンが成功するのか、、。