一箱古本市

最近谷中(やなか)というところに引越ししました。
お寺とお墓ばっかりある、下町です。

そのあたりは谷中、千駄木、根津という3つのエリアを合わせて谷根千(やねせん)といわれているのですが、そこで「一箱古本市」がやっていたので、いってきました。

売主はダンボール一箱分のスペースを借りて、フリーマーケットのように路上で本を売ります。
僕の聞いた情報では、こういった形式の古本市は都内ではここだけらしく、出展者は神保町の本屋さんなど、いろんな人が集まってくるようです。

「一箱古本市」
http://sbs.yanesen.org/hako1/

知り合いの人がドイツの絵本を売っていました。

furuhon


今回初めて東京の東のエリアに移りました。
引越しするときにみんなに話すと、どうも東のエリアというのはイメージがよくないのか、治安が悪いんじゃないかということをよく言われましたが、引越ししてみると今のところはそんなことなさそうです。

それ以上に、街中に歴史があり、「この坂は昔江戸時代に~だった」とか「ここに~が昔すんでいた」とか、そんなことを考えながら街を歩くのはとても新鮮です。
駅から近いとか、周りが便利だとか今までそんな基準で住むところを選んでいたのですが、ちょっと違う視点で街に住んでみるのもなかなかいいですね。

しばらくは街をぶらつく日々が続きそう。