京都精華大デジクリ3年 最終プレゼン

3年生最後のプレゼンをしました。

「きみたちはネットを使ってお金を稼げるか?」という課題で、ネット上でサイトやサービスを立ち上げて、実際にお金を稼ぐことができるのか?というものでした。

結果としては、まあある程度予想していたのですが、どのグループをお金を稼ぐということはできませんでした。

ただ、自分たちで一から企画し、サイトを立ち上げ、それを運営するというすべてが自分たちの責任で物を作ると過程を経ることでいろんなことが学べたかなと思っています。

以下今回のプロジェクトを通じて自分なりに思ったことをメモしておきます。

- 自分でいいだしたことはかなり積極的に取り組む。
今回はプロジェクトのお題を与えず「やりたいことをしたらいいよ。でもやるのはきみらだよ。」というスタンスで、基本は相手の意見を尊重しました。もちろん技術とか期間とかしらないので、いろいろと想像が大きくなってしまうのですが、自分たちがいいだしたというのと、自分の好きなことをしているという意識でみんな最後までモチベーションを高くもってくれたと思います。

授業が終わってもこのサイトを続けたいといっているグループが多かったのが印象的でした。

- 一からコンテンツを広めるにはかなりの積極的に広め方を考える必要がある。
これは僕自身があまり知らないという問題もあるのですが、サイトを制作してもがんばって運営や営業をしないとなかなか人に見てもらえないということがよくわかりました。

特に技術力も認知度もない学生がどのようにみんなに一人前のサービスとして認めてもらえるか?お金もないので、媒体は買えないし、周りのコネクションも学生まわりしかいない。それなりにコミュニティなどを積極的に活用しているのだけど、みんなちょっと見てはすぐに去ってしまうことが多かったです。

僕自身も制作の立場で考えてしまうので、制作が終わるとそれで終わったと思ってしまいます。それをどう運用していくか考えるのは僕自身の課題でもあり、来年の授業の課題でもあります。

– 技術力をどう養うか?
デジクリでは企画力やプレゼン力を養うことがひとつの大きなテーマなのですが、ウェブで作品を発表するには、それなりの技術力が必要になります。
みんなほかの課題もあり忙しいし、僕も毎日京都にいるわけではないので、なかなかそのあたりがサポートできないです。

来年はもう少し技術力を覚える機会を増やせられたらなと考えています。

学生は最後にピクルスのタナカさんにプレゼンして、意見をもらうようにしました。
前回と同じくSkypeを使っての遠隔プレゼンです。

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そのあと、クラス内でのプレゼン。
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新しいコンテンツを発表したりしました。
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初めてのクラス全体飲み会。
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寝てます。学生の飲みは必ず寝るやついますね。(学生でなくてもいるけど。)
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