開発メモ」カテゴリーアーカイブ

[Unity] 通信について(WWWとJSONObject)

こんにちは。松村です。

今日は外部テキストデータの通信方法(JSON)について書きます。
外部データとのやり取りにはWWWとWWWFormというクラスを使います。
今回はJavascriptで書いています。

WWWは通信をつかさどり、WWWFormはサーバに送るデータを作成します。

● 1.送るデータの作成
WWWFromクラスをインスタンス化し、AddFieldで送る値を設定します。

var wwwForm:WWWForm = new WWWForm();
wwwForm.AddField( “変数名”, 実際の値 );

● 2.データ通信
WWWクラスをインスタンス化し、1で作ったwwwFormの値を第二引数に渡してあげます。

var www:WWW = new WWW (“通信するURL” ,wwwForm);

● 3.データの受け取り
サーバに送ってから、レスポンスをもらうまで、タイムラグがありますが、
レスポンスを待つのにyieldを使います。
yieldは何秒か待つ処理をするときによく使うのですが、サーバ通信でも使います。

yield www;

あとは、以下のようにJSONObjectを使って解析していきます。
JSONObjectは以下のところからスクリプトのファイルをダウンロードしてきます。
このJSONObjectはC#のコードなのですが、Plungins, Editor, Standard Assetesの
どれかのフォルダに配置するとJavascriptからも呼び出すことができます。

・JSONObjectファイルの解説ページ
http://www.unifycommunity.com/wiki/index.php?title=JSONObject

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[Unity] EZ GUIについて(ボタン)

こんにちは。松村です。

今回はEZ GUIでのボタンを作り方を少し説明します。
前のブログ(https://cshool.jp/blog/2011/10/4090.html)でも少し書いたのですが、
EZ GUIを使うとボタンの状態(タップ時、非アクティブ時など)を登録しておくと、
状態と簡単に変更できるので便利です。
Flashでボタンを作る感じですね。

以下にボタンの作り方手順を書いておきます。

1.EZ GUIはライブラリなので、ダウンロードしたら、
unitypackageが入手できるので、それをダブルクリックしてください。
プロジェクト内にソースフォルダが配置されるので、適時GameObjectに貼付けていく感じです。

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[Unity] EZ GUIについて

こんにちは。松村です。

会社でUnity案件を始めてから、Unity記事を書いていこうと思っていたのですが、
案件が忙しすぎて、全然進めていませんでした。

ということで、久々にUnity記事です。
いきなりなんですが、GUIの作り方から書いていきます。

Unityって3Dは結構さくさくできるんですけど、2Dになった途端になんかもっさりして、
どう作っていいか分からなくなります。
Unityのセミナーとかいったり、いろいろ調べたところ「EZ GUI」というライブラリが使いやすいのではということで、僕たちも案件で使うことになりました。

・EZ GUI (199ドル)
http://www.anbsoft.com/middleware/ezgui/

上記のところから購入して、ダウンロードするだけです。
unitypackageが入手できるので、それをダブルクリックしてください。
プロジェクト内にソースフォルダが配置されるので、適時GameObjectに貼付けていく感じです。

EZ GUIを使ってみて、ざっとした感想ですが、以下のような感じです。

・ボタンはタップ時、非アクティブ時などの状態を登録できるので、それだけでも便利
・ボタンが押されたときのトリガーなどをインスペクタで簡単に設定できる
・iPhone 3G、iPhone 4の両対応など解像度が違うものにも対応しているが、ちょっと操作に癖がある
・Build Atlasしたボタンを再度作り直そうとするとうまくいかない
(というか、うまくいく方法をよくわかっていないです。すみません)
・タブバーやスクロールリストなども結構さくっと使えるので重宝した
・スクロールリストはiPhoneのUIを意識しているのか、
上下に余分に動くのでデザインするときに気をつけたほうがいい
・GUIを作れるが、iPhoneのネイティブアプリのような挙動が期待できる訳ではないので、
あまり似せるようにしないで、あくまでゲーム上のUIを作ったほうがいい

ちなみにFlashベースで開発できるScaleform(http://www.scaleform.com/)という技術がUnityにも使えるようになるらしいのですが、今のところまだ正式に使えるまでには至っていないようです。
これが使えるようになれば、僕たちにとってはかなり開発がしやすくなるのではと思っています。

次回はこのEZ GUIでのボタンの作り方を紹介しようと思います。


・Unityで作ったiPhone、Androidアプリ”みそだ教授の「おミソわけ」”をリリースしました!
http://cshool.co.jp/apps/misodajump/jp/

・クスール学校事業部で3Dコンテンツの開発プロセスを基礎から学ぶ「Unity講座」やっています。
http://www.cshool.jp/course/unity/

[Unity] Unity始めました

こんにちは。松村です。

最近僕たちの間にもUnityという言葉を少しずつ聞くようになったのですが、
とある案件で僕たちもUnityを触ることになりました。

結構Flashぽい感じでぼくたちにはとっつきやすいのですが、
いろいろと癖もあるのでメモがてらにブログに書いていこうと思います。

今日は最初の導入のところを少し紹介します。

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FDT 3.5 for Mac OSX をセットアップ (Adobe FlashとFDT) 追記

クスールの尾崎です。

先日のstation5でのイベント
第35回 Flash OOP勉強会「Flash OOP presents/Flash開発環境自慢大会!」with Adobe station5」は、見ていただけたでしょうか。

イベントでも取り上げられていた、FDTについて、
FDT 3.5 for Mac OSX をセットアップ (Adobe FlashとFDT) インストール編
FDT 3.5 for Mac OSX をセットアップ (Adobe FlashとFDT) 初期設定編
FDT 3.5 for Mac OSX をセットアップ (Adobe FlashとFDT) Project編
と3回にわたって、FDTの初期設定方法を書いてきたのですが、
どうしても、Flexで書き出すようになってしまうと問い合わせがありました。

調べてみると、1つ書き漏れがありましたので追記します。

以下の手順に沿って、設定すると無事にできると思います。
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[as3]大量のムービークリップを一度に処理する方法(EventDispatcher)

始めまして、冨田です。
これからこのブログでActionScript 3.0の便利な機能を紹介させていただきます。

今回紹介するのはEventDispatcherです。

ますは、このサンプルを見てください。
※画面の好きな場所をクリックしてください。

さて皆様、大量にあるムービークリップ全てに
同じ動きをさせるためにこんな書き方をしていませんか?

stage.addEventListner(MouseEvent.CLICK,mc_move);
function mc_move(ev:MouseEvent){
  mc1.x = 100;
  mc2.x = 200;
  mc3.x = 300;
  mc4.x = 300;
  ……
  …
}

これくらいの数なら手で書いても良いのですが
これが100個200個になると手で書くのは大変ですし非効率ですよね。

そんな時に便利なのがEventDispatcherとカスタムクラスの組み合わせです。
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jactionscripters.com

こんにちは。松村です。

http://blog.jactionscripters.com/

全部英語なんですけど、すべて日本の人が書いているブログです。
バリバリのActionScriptの作品やコードを紹介していくようなのですが、集まっているメンバーがすごいですね。

英語で発信していくって多分今後とても大事なんだろうなあ。