dotFes in ベトナムダナン〈イベント終了後編〉

こんにちは古谷です。
やっと準備編も当日編のブログを書けた〜っと思っていましたが、dotFesが終わったあともいろいろありましたのでそちらのレポートもさせていただきます。


(写真は受付を手伝ってくれたみなさんと、誰か知らないお客さんも写っています笑。)

4日目(イベント終了後)
dotFesが終了し撤収作業も終了したころで、クスールスタッフ数名はお腹ぺこぺこで、とりあえず近くの適当なお店に入ることにしました。
店主のおじちゃんはわざわざ閉まってたシャッターを開けてくれて、キッチンのお母さんを呼んでくれました。とりあえずヌードルを頼んだら、出てきたものがなんかいつもと違う雰囲気。よく見たらそれは蛇らしきもので、魚っぽいけど長くて。。。ウロコがあって。。。
そこはなんと蛇などゲテモノを出すところだったようです。

ヌードルは美味しいのですが、なんとも細かな鱗が視界に入り、気持ちでお腹いっぱいになり、そうそうに出てお口直しに近くのカフェにいきました。お母さんごめんなさい。

気を取り直しその日の夜は、dotFesに参加していただた登壇者の方々や手伝っていただいたみなさんで、ダナンの中心部にあるベトナムレストランで打ち上げを行いました。

ここではビュッフェ形式のレストランで、地元の団体の人がたくさんいて、盛り上がってました。
いたるところから『1(モウッ)、2(ハーイ)、3(バー)、YO(ヨッ)』という乾杯の掛け声が聞こえてきます。聞くところによると、ベトナム人は一口飲む度に『1(モウッ)、2(ハーイ)、3(バー)、YO(ヨッ)』をやるらしい。一人でゴクゴク飲むのは楽しくないでしょ?とうい理由だと聞きました。私は好きに飲ませてほしいと思ってしまいますが、ベトナム人はそんな一口も友達と共にしたいと思うほど、仲が良いのだな〜っと関心しました。

料理は全て美味しく、いろいろなベトナム料理を楽しむことができました。カエルの料理などもあります。入り口に滝があったり真ん中に池があったり、かなりバブリーな作りですがおすすめです。お店はこちらです。『Nhà hàng cafe Trúc Lâm Viên』

最後にみなさんでパシャ!ありがとうございます〜!

そのあとは残った方とドラゴンブリッジへ。
この橋はドラゴンの形で有名で、土曜と日曜の休日の日、火と水を吹き出すというので、行ってみました。
着いた時はもう吹き出す30秒前くらいで、しかも着いたところが尻尾のところで、顔のところまで走ることになりました。この橋は火を吹く時は、車が入れなくなります。ダナンの真ん中でまさかの歩行者天国にちょっとテンション上がりました。火と水を吹く時間は橋自体のイルミネーションもとても面白くド派手で見ものです。
頭の部分に着いた頃には火も水も出終わってましたが、遠目から見ても大迫力でした。

ぜひ行かれる際は土日に合わして行かれると良いと思います。思っている以上に大迫力です。
こちらを参考に『ドラゴンブリッジ』

5日目
この日はオフということで、残った方々10名くらいでダナンの南東にあるチャム島へ行きました。ここです。

ガイドのお姉ちゃんが、この日はとても波が高いから、行くのに時間がかかるかもしれないし、帰りも遅くなるかも、もしくは行けないかも、っと聞き捨てならないことを言われました。大陸の方は落ち着いた波だったので大丈夫だろうと、後ろの方が酔わないよっと言われたので後ろの席へ。
しかし、沖に出た途端、揺れる揺れる。モーターボートなので、もはや飛んでる感じ。アップダウンが激しく、いままで体験したことない揺れに、沈没した時、もしくは飛ばされて落ちた時どうするか考えながら、乗っていました。

無事に、波が落ち着いた岩場近くの静かな海に到着し、そこでシュノーケリング楽しみました。ふぅ〜。

シュノーケリングが終わったら泳いだり、ご飯食べたりしました。

島散策。ハンモックで2名寝ています。ええの〜。

こちらは海岸でよく売っている乾き物。私はこれを食べてお腹を壊しました。

一通り島を楽しんでホテルに帰り、夜はみんなでホイアンへ行きました。
ホイアンはダナン中心から1時間ほど。
この街はランタンが有名で町中がカラフル。その上世界遺産に指定されてるので昔の街並みが今も残っており、可愛らしい黄色い建物が多く立ち並んでいます。街灯も最低限しかついてないので、とてもロマンチックな感じです^^
(ランタン屋さん整理整頓が苦手な様です)


ホイアン攻略ガイドはこちら!

6日目
この日はダナン最後の日で、スーパーや市場にくりだしました!
ダナンには大きな大きなスーパーマーケット『BigC』というデパートの様なスーパーがあります。新鮮野菜に、魚介、肉、生活用品などたくさん売っています。
わたしはここでインスタントのフォーをお土産用に買っておきました。


BigCの隣には大きなコン市場(Chợ Cồn)という市場もあります。ここは前回紹介したハン市場よりとても大きくすごくローカルな市場です。
ここにも生活用品なども売っていて、棚や、キッチンマットなどもおいてあり、生活の市場でした。



私はここでベトナムらしいビニールバックを購入^^
そのあとはみんなと合流し、バインセオ(Banh Xeo)を食べに行きました。そこはすごく美味しくて地元では有名店。Ba Duong(バーユン)。可愛らしい路地の奥の奥にお店があります。

バインセオは、米粉、卵、ココナッツミルク、ターメリックなどを混ぜ、豚肉、エビ、もやしをはさんで焼いたものでそれを秘伝のタレにつけて食べるのです。

ここはかなりローカルなお店なのでで、噂を聞きつけた観光客や、地元の方でいっぱいでした。とても美味しいので、みなさんも行ってみてください^^
ここで私のダナンは終了。ホーチミンへ移動しました。

ホーチミンに夜に到着し、早速夕ご飯を食べに街を散策。
そこでアヘン工場をリノベーションし、レンストランになっているエリアがあると聞きそのお店へ。
外側の写真がないのですが、外観は趣ある廃墟とも感じさせる佇まい。しかしレンストランの入り口あたりにくるととても綺麗で、アヘンを作っていたとは思えません。店内の壁にはアヘンの花が描かれていました。

もちろん料理はとても美味しです。モヒートが美味しかったです。ホアトゥックというお店です。

7日目
ベトナムに来て1週間。
この日は今回の旅で一番楽しみであった、サイゴンイノベーションハブにお邪魔しました。
ここはこどもから大人までいろいろな新しいことをしている施設で、非常に興味があり今回お話しを聞けるということでとても嬉しかったです。
Saigon Innovation Hab facebook

(今回のホーチミン散策は、クスール松村と京都在住フリーランスの小野さんも一緒に。小野さんは本のお仕事もされています。YUYBOOKS

ここにはコワーキング、イベントスペース、食堂、オフィス、子ども向けスペースなどさまざまな用途のものがあります。この頃ホーチミンは雨季だったので、ちょっと湿った感じです。

ここはコワーキング。ジョブスや、アインシュタイン、ビルゲイツなどの写真と名言が飾られています。ぱっと見た感じ若者が多く利用していました。

食堂。ここを利用するさまざまな方々が利用されるようです。

こちらは子ども向けワークショップを行っている教室。
ここではArkkiというノルウェーで行っているプログラムを、フラインチャイズで運営されているようです。内容は子どもたちと一緒に新しい街を作ったり、建物や公園などいろいろなことを1から子どもたちで考えていく、建築のワークショップ。


みんな立派なものを作っていて、素晴らしかったです。LEGOも使用してようですね。
参考に本家のArkkiのイメージムービーをどうぞ。

スタッフの方に一通り紹介していただきました。ここは行政的な機関で運営されており、テクノロジー、スタートアップ、ロボット、子ども向け、医学、ゲームなどほんとにさまざまなものをここから発信しており、たくさんの方が利用されています。
ぜひ次回はイベントにお邪魔したいなと思っています。

そのあとは、ホーチミンには現代的なアートを展示するギャラリーが数件あり、今回はそのなかのGalerie Quynhというギャラリーに行ってきました。ここはもともとあった建物をリノベーションしているギャラリー。
おじゃました時は、ベトナムハノイ出身のHoang Duong Camさんの作品展が開催されていました。



中に昔のエレベーターが残っていました。乗るのは怖いですね。しかし前にホーチミンのレストランにこういったエレベーター使っているところがありました。実際にそれに乗れないとレストランに行けなくて、だいぶ怖かったのを思い出しました。

このギャラリーの向かいには小学校がありとても賑やかでした。

ギャラリーをでたところで、霊柩車らしきものが目の前を通過していきました。結構カジュアルに去っていきましたが、こういう霊柩車がベトナムスタイル。自宅や、お寺、葬儀場などで葬儀をしたあと、土葬または火葬をされるそうです。日本のスタイルよりかなりカラフルだったので思わすカメラに納めてしまいました。

そのあとは、街を歩きながら、次の目的地へ。荷物を固定するおじさんを発見。だいたいベトナムの人はバイクで、なんでも・いくらでも運ぼうとします。


到着したここは前回視察の旅でもお邪魔したStart Coworking Campus。なんだか佇まいからおしゃれなんですよね。

ここでは平日コミュニケーションランチがあり、このコワーキングに滞在している人たちが1つのテーブルでみんなでランチしてコミュニケーションをとりましょう!というもので、クスールメンバーもそこに参加させていただきました。この日はグリーンカレー。美味しくいただきました。
周りにはフランス人、ベトナム人、イギリス人、アメリカ人など。ロボットエンジニアや、マーケティングをされてるかたなど、さまざま。
英語を頑張って駆使しながらカンバセーションを楽しみました。汗。

そのあとはコワーキングの中を見学。前回ちゃんと報告できてなかったので今回はきちんと説明させていただきます。
ここはコミュニケーションランチをしたフリースペース。ここでイベントもしたりしているみたいで、トークイベントやスクールなどもやったことあるみたいです。

ここは自分専用のデスクが持てるお部屋。お手軽に1Dayから使えることができます($9)。
またこことは別に、席が決まってないフレックスなデスクもあります。そこも1Dayから使えます($7)。

キッチンもあり飲み物も充実^^

スカイプMTGなどをするときにはこちらを使ってもらいます。

2階から見下ろすとこんな感じ。プールパーティとかしたりするんですって。ハイカラですね。

4階にはテラスがあります。壁の紫色がかわいいです。ミドリが映えて素敵です。


こちらは個室で、コワーキング利用&住めるというセット。ここも1泊から利用可能。1泊$34。結構安い。お部屋の中もおしゃれで、綺麗です。長期滞在の方は、週に1回はお掃除してくれるみたいですよ。週に2回くらい洗濯もしてくれるらしい。



こういったお部屋は3部屋あるんですが今1部屋空いているようですので、ベトナムで仕事される方いらっしゃいましたらこちらおすすめです。トイレも綺麗ですし。詳しくはこちらをどうぞ

いつも迎えてくれるスイス人オーナーにさよならをし、街に出たら見たことあるものを発見。
『SGO48(AKB48のサイゴン版)』への参加を呼びかける広告が。調べてみると2019年には活動するみたいなので、今可愛い女の子を募集しているのですね。楽しみです。

そのあと、大きな現代ギャラリーがあるといことで行ったのですが、改装中なのか工事をしていたので、街散策に変更!インドみたいな路地に入ってしまいました。現地の人が『あっちあっち』っと聞いてもないのに道を教えてくれました。なにがあっちにあるのですかね。

お伝えしてなかったですがベトナムでだいぶ主流のGrabというUberみたいなCtoCの配車サービスがあります。4年くらい前からベトナムではGrabがはじまり、ベトナムにもUberがあったのですが、今年の3月にGrabが東南アジアのUberを買収して、すごい普及率で観光客も市民もGrabなしでは生きていけないくらい使われています。いろいろな種類の車とバイクがあるので、1人で近くだったらバイクでかなり安く移動できます。
東南アジアほとんどの国で使えるので、行く際はGrabはダウンロードしておいてください。

Grabを使って近くの市場にいきました。もうここは観光客用ではまったくないところで、野菜などはもちろん服やら靴やらいっぱい売ってありました。




そのあとは約束していたお店へ。(すごい移動してる。)
そこはスターキッチンというケーキ屋さん。ここは日本でコンサルをされていたという日本人の方がオーナーで、今回はお話を伺いにきました。最初は日本のお菓子の作り方を教える料理教室から始まり、お店も出店され5年になるそうです。
Star Kitchen(クッキングスクール)
Dessert Bar by Star Kitchen(販売店)

ベトナムでやっていくことの面白さや、難しさなど楽しくお話させていただきました。やはり、ホーチミンの発展はすごい速度で進んでいますが、日本のようにスムーズには行かなかったりしているようです。実際ホーチミンで地下鉄を走らせるプロジェクトがあり、日本の東京メトロの技術を使用しているようでしが、最近はお金がないとかで工事がストップしているという噂を耳にしました。長く文化の違う人と付き合っていくには、コミュニケーションもしっかりとらないといけないので時間もかかりますよね。
ここDessert Bar by Star Kitchen(販売店)はすごく店内も綺麗で、パッケージなどのデザインもしっかりされていています。お土産物もあるので、ぜひホーチミンに来た際は行ってみてください。

その後は疲れたので、マッサージ屋さんに行きほぐしてもらい、韓国料理屋で晩御飯を食べ、私は日本へ帰りました。長かったdotFesベトナム旅は疲れましたが、楽しさ満載でした。またこの熱が冷めないよう近いうちに行き、また新しい発見ができればいいなと思っております。
長い長い長いブログにお付き合いいただき誠にありがとうございました。


(最後に、飛行機から見たボヤボヤの夜景をどうぞ。)