[新オフィス内装DIY] その2 フローリング作成

こんにちは。松村です。
先月1月末にオフィスを御茶ノ水に移し、時間を見つけては少しずつ内装工事を自分たちでしています。
内装工事などほぼ素人に近いのですが、今後ここをコワーキングスペースとショップとして開設していくにあたり、自分自身も心地いいと思う空間を作りたいので、できるだけ自分たちの手で手がけていこうということになりました。

またデザインを扱う会社として、こういった内装のデザインも半分仕事として取り組んでいます。
今回は第一弾として、フローリングについてです。

■ 完成した様子です。

多少ボコボコしていますが、上に机や本棚を置くとそんなに違和感はないです。
まっすぐにするにはこれを貼る前にさらに下に板を敷く必要があります。

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今回は縦横を交互に並べて置いてみました。同じ板でも縦横が違うだけで光あたり方が随分変わります。

■ 実装方法の検討

⚪︎ 1.フローリング方法の検討

正直今回はフローリングはかなり簡易にしました。
というのも一番初めにする内装作業でいきなりフローリングを全部自分で作るのは難しいと感じ、敷くだけでフローリングが完成する「ユカハリタイル」にしました。
これは単純に50cmx50cmのフローリングタイルを床に敷き詰めるだけです。
木の種類はいろいろとあるのですが、予算的に無塗装のスギかヒノキ、ただスギが水にも弱いということでヒノキにしました。

・ユカハリタイル
http://zaimoku.me/item/all/tile/

floor2
こんな感じでタイルカーペットと同じ大きさのものなので、タイルカーペットを敷き直すという気軽な感じで始められます。

⚪︎ 2.ワックスの検討

このユカハリタイルは無塗装で、そのまま使うこともできるのですが、水や汚れに少しでも強くしておきたいと思い、ワックスを塗ることにしました。ワックスの選択肢は結構種類があり、ネット上でもいろんな比較がされています。
最初は蜜蠟ワックスというのが一番いいのではと考えていたのですが、知人の業者のオススメは「オスモカラー」ということでこちらを使いました。

・オスモカラー#3062フロアークリアーつや消し
http://www.osmo-edel.jp/lineup/osmocolor/product1.html

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こちらが使用したワックスです。
値段は2.5リットルで定価22750円円とそれなりに費用がかかります。

■ 作業

⚪︎ 1.ワックス塗り
購入したワックスを1枚ずつ塗ります。
基本的にワックスは二度塗りをするのですが、二度目の塗りは一度床に置いてからすることにしました。
ネットで事前に調べた通り、どうしても厚めに塗ってムラがでてしまうので、できる限り薄く塗ることを心がけました。

塗り方についてはネット上でいろいろと紹介されていますので、だいたい見ればわかります。

・自然塗料 オスモカラー/塗り方実践編/木の店さんもく/岩手の銘木屋
http://www.geocities.jp/sanmoku0359/osmo03.html

・施工動画|植物油ベース自然塗料 オスモカラー|世界で愛される信頼のブランド オスモ&エーデル
http://www.osmo-edel.jp/lineup/osmocolor/movie.html

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オスモカラー専用の刷毛などが売っていたので、今回はこのセットを買いました。

・オスモ ローラー皿刷毛セット
http://goo.gl/ZMiFmG

⚪︎ 2.全体の床貼り

床にはる作業はいたって簡単です。ワックスを塗ったタイルを用意し、
オフィスのタイルカーペットを剥がし、その上にユカハリタイルを置くだけです。
タイルカーペットを剥がした後は、以前の粘着ボンドが付いていたため、その粘着をそのまま利用しました。

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タイルカーペットを剥がして、どんどん置いていきます。

⚪︎ 3.壁際の床貼り

タイルカーペット同様、床の端は50cm x 50cmの幅が合わず、タイルをちょうどいい長さに切り落とす必要があります。
最初はその隙間に石でも詰めて雰囲気でごまかそうと思っていたのですが、スペースが大きすぎてやめました。
その代わり電動ノコギリを購入して、タイルを切ることにしました。

・リョービ(RYOBI) 丸ノコ チップソー付 MW-46 610508A
http://goo.gl/9HeULT

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このノコギリで他の板なども切りましたが、特に問題はなかったです。

ここで注意しないといけないことがひとつあります。
このユカハリタイルは木の下にゴムが付いていて、そのおかげで木がバラバラにならず、かつ床にもずれることなくくっつきます。
ただ、このタイルを電動ノコギリで切るときに、下についているゴムも切る必要があります。
そのゴムを切った残りカスがかなり飛び散り、床の上に飛び散りました。

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今回はワックスを塗りながら木も切っていたため、ワックスを塗った木の上に飛び散ったりと結構面倒なことも起こりました。

オフィスが割と広い(24坪くらい)ため、タイル敷き、ワックスがけ(2回)、端に置くタイルの切断と3-4人で同時に回していきました。
全行程をやるのにだいたい3日くらいかかりました。

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右側に積み重なっているのが、購入したユカハリです。
ちなみに最初にあったタイルカーペットは全て破棄してしましました。

■ 感想

作業は単純なのですが、広めのオフィスでやるとかなり時間がかかります。
また、今回のオフィスの床自体が少しボコボコしていたため、ある箇所では板がかなりグラグラします。
このあたりは、下に薄い床を引くなどの工夫が必要かもしれません。

見た目的には特に違和感なく、オシャレに見えるので、大掛かりにフローリングを導入しなくないのであればこれはオススメな方法です。

あと、作業に夢中になってしまうので、写真を撮り忘れてしまうことが多かったです。
もっと木を切るところとか撮っておけばよかったと後悔しました、、。

次回はカウンター作りを紹介します。