御茶ノ水に移転しました。

こんにちは。松村です。
1月19日にオフィスを四谷から御茶ノ水に移転しました。
新しいオフィスの住所はこちらになります。

101-0052
千代田区神田小川町3-5-3 神保町YMUビル2F

御茶ノ水オフィス

実は以前のオフィスである四谷に移転したのもそれほど古くはないのですが、ここ数年で子供が生まれたり、社員が転職したりといろんなことが重なり移転をすることにしました。
ちょうど今期が会社10期目ということもあり、10年も経てば社員のみならず自分自身の考え方も変わってくるのだなあとつくづく実感しています。

オフィスを移転して何をするかというと、以下のようなことを主にしたいと考えています。

1. みんなが集まれる場所づくりの強化

クスールという小さな学校を初めてもう10年以上も経つのですが、みんなが集まって技術を楽しく学べる場所づくりをしたいというのは、始めた当初から変わっていません。
僕自身もカナダの学校でFlashを学び、たくさんの仲間と出会いそれが今の基礎になっています。
ここ数年行っているdotFesもそうですし、京都精華大学での授業やラボもそうですし、人が集まってわいわいとした雰囲気の場所を提供できることが僕自身の目標でもあります。

今までも学校の受講生の方々に「授業が終わってもいつでも教室に遊びにきてください」といっているのですが、普通のオフィスだと平日など入りずらいですし、いつ空いているのかわからないので、気軽に来れる雰囲気ではありませんでした。
今回はコワーキングスペースという形で場所を提供し、営業時間や金額を決めルール化することで利用しやすい環境にしました。
もちろん生徒以外の方にも来て欲しいと思っています。

2. 自社サービスの公開

うちの奥さんはもう5年以上ショップ&ECサイトを運営しているのですが、傍目で見ていていつも感じるのは「サイトの企画提案、実装を行っている会社なのに、自前でそういったサービスを持っていないな」ということです。
(もちろん学校の運営は自社のコンテンツだと自負していますが。)

サイトへの流入方法、広告の出し方、SNSの活用など、サイトの制作には必要な知識や経験は自前で運営してこそより説得力のあるものになると思っています。

そこでまずはECサイトを立ち上げる予定です。
幸い新しいオフィスはもともと喫茶店だった場所でもあり立地もそれなりにいいので、ECサイトをやりつつも実際のリアルな店舗も持てる環境にあります。
売りたいものは漠然とはしていますが、方向性は決まっているので、ショップとECサイトを春くらいまでには公開できればと考えています。
人が集まる場所という意味でも、学校やコワーキングとショップをうまく連動させていきたいです。

また学校事業でも新たなオンラインサービスを近々公開する予定です。

最後に今回の移転で、自分の中で大きなテーマを決めました。
それは「自分で手を動かしてまずやってみる」ことです。
今まで10人にも満たない小さな会社なのに社員に仕事を任せて管理のことばかり考えていたんだなあと今改めて感じています。
もともと自分でものを作ることが好きで初めたウェブの仕事も、会社の規模に合わせてどんどん人に任せ、お金のことや人事のことばかりやらざるを得なくなり、気づけば自分自身の持っているスキルというのは「管理」というものしかなくなっていました。
もちろん管理やマネージメントも重要ですがせっかく自分が好きで作った会社で、それだけに明け暮れるのは気持ち的にはよくないなと思っています。

まず「自分で手を動かしてやってみる」ことの第一弾として、オフィスを自分で作るというのをやりたいと考えています。
オフィスを移転して、たくさんの人にきてもらいたい、楽しい空間を作りたいのであれば、それは自分できちんと考えて作りあげることが大切だと思っています。

またオフィスの移転というそんなにたくさんある機会ではない中で、自分で作りあげることで得られる経験はたくさんあります。
空間を作りあげることもデザインの一部であるし、デジタルと非デジタルの両面で提案できることは、今の仕事とつながっていくと考えています。
(周りからは趣味でやっていると思われているのですが、、でもかなり真面目に仕事の延長としてやっています。)

ということで、ウェブの仕事をしつつ、楽しい空間作りを自分の手で作っていく予定です。

まわりには本屋やスポーツ洋品店、カレー屋など楽しめる場所もたくさんありますので、遊びがてらに寄ってもらえると嬉しいです。

内装作り

机のワックス塗り
内装は天井部分と電気まわり以外は基本的には自分たちで作りあげようと考えています。
せっかくなので、内装のこともブログにアップしていく予定です。

御茶ノ水オフィスと娘
子供が来やすい場所にすることも今回の目標のひとつでもあります。