京都精華大学の卒業展示会が始まりました

こんにちは。松村です。

昨日から京都精華大学の卒業展示会が始まりました。
僕は今年から4年生も担当することになり、大きな最終目標として卒展があったのですが、
それが無事に終わり、今はほっとついています。

卒展作品

仕事とは異なり、なかなか作業を進めない学生にやきもきしたり、
当日の学生の段取りがよくなくて、いらいらしたりもしましたが、
なんとかオープンに間に合った感じです。

僕が担当しているのは主に技術ベースで作る生徒達の作品でした。
作品で使われている技術自体は知っている人が見れば「なんだこんなものか」と言われるようなものがほとんどですが、自分の好きなことの欲求をそのまま形にしたような作品は、やはり学生ならではの特徴のあるものになったなあと思っています。

今回の反省を鑑みて、来年こそはみんなにスケジュールを守ってもらい、今年以上に技術的にも企画的にもがんばってもらおうと(僕自身が)決心しました。

ということで、今週の日曜日まで展示していますので、関西にお住まいの方はぜひ京都美術館まで立ち寄っていただけますと幸いです。

・ドット絵が好きで、そのドット絵にインタラクションをつけて動かしたいという作品。
人が前にくると花が咲きます。
卒展作品

仕組みは簡単なのですが、設営大変でした。
設営の様子

設営の様子

設営の様子

・魔法のステッキを作りたいという望みを叶えるために作った作品。
赤外線センサーとArduinoを組み合わせて、ステッキを振ると天井につり下げられた石が光ります。
卒展作品

こちらもセンサーの取り付けに相当時間がかかっていました。
でも自分の好きなことに没頭できる時間は大切ですね。
設営の様子

・イケメンに見られていたいという願望を形にした作品。
前を通るとイケメンが目で追ってきます。
(イケメンというかストーカーに近い目つきになっています。)
卒展作品

・こちらは自分の胸の大きさをネタにしてコミュニケーションを図ろうという作品。
シリコンでAからGカップまでの胸を作って、それを押すと音が鳴ります。
もう少し音をしっかり奏でられるようにしたかったかな。
卒展作品

・3年生から続いているデンシブヒン部は今回iPhoneケースを販売しました。
Twitterのキャンペーンも展開していて、それなりに広まったようです。
卒展作品

ちなみにデジタルクリエイションコースはすべてがデジタル作品という訳でなく、アナログな作品もたくさんあります。

アート的なものや
卒展作品

ひたすらでっかいオブジェクト
卒展作品

こちらもでっかいイラスト
卒展作品

なぜか紙芝居を卒制にしている子もいます
卒展作品