[Unity] Unity始めました

こんにちは。松村です。

最近僕たちの間にもUnityという言葉を少しずつ聞くようになったのですが、
とある案件で僕たちもUnityを触ることになりました。

結構Flashぽい感じでぼくたちにはとっつきやすいのですが、
いろいろと癖もあるのでメモがてらにブログに書いていこうと思います。

今日は最初の導入のところを少し紹介します。

========== Unityとは==========

Unityは3Dを扱うことができるアプリケーションです。
ウェブで見れる以外に、iPhone、アンドロイド両方で書き出しできるのが特徴です。

3D系のコンテンツを作る時は、Open GLなどありますが、
Unityは3Dの衝突判定などを自動で行ってくれるので、
3Dのプログラミングをほぼ書かなくても大丈夫です。

http://unity3d.com/unity/

========== 価格帯 ==========

作るものによって価格が変わります。

ベーシックなUnity Proは 136,000円
iPhone書き出しには + 136,000円
Android書き出しには + 136,000円

ということで、iPhone、Android両対応には408,000円になります!

ちなみに現在円高なので、ドル建てで買うと少し安いらしいです。

※ちなみに無料版もあるのですが、
たしか年商10万ドル以上の法人は使えないはずので、
それなりの会社だと、無償版は無理そうです、、。

========== Unityの触った感じ ==========

ざっくりとした印象ですが、以下の様な印象です

・オブジェクトにスクリプトをくっつけるというやりかたなので、
わりとAdobeのDirectorに近い気がします

・ScriptはJavscriptとC#の両方でかけ、どちらも速度には差がないので、
Flash使いにはまずはJavascriptでいいかも

・UI系に少し弱く、EZGUIなどのプラグインでUIを作る必要がある

・3DオブジェクトはUnity内でも作れるが、Unity内でのプレーンなどのオブジェクトは
ポリゴン数が多いので、別ソフトで作ったほうがいい

・Mayaで作ったアニメなどのタイムラインをコントロールできるので、
Flashのアニメみたいに制御できる

ということで、あくまでFlash使いからみた目線ですが、
結構Flashの人には向いているかもという印象です。

========== Unityを学ぶ方法 ==========

日本語の情報が少なくて、結構調べるのにいろいろと苦労しているのですが、
有益な情報も少しずつはあります。

— iPhoneゲームを20分で作る[メダルプッシャー編]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12948504
なにはともあれ、まずはこれを見てUnityを触るのが一番だと思います。
スクリプトの書き方やPrefabのことなど、基本的な要素が結構つまっています。

— Radium Software
http://radiumsoftware.tumblr.com/
上記のチュートリアルを作られた高橋さんのtumblirです。

— 強火で進め
http://d.hatena.ne.jp/nakamura001/
日本語で結構こまかなところまで書かれています。

— Unity Script Reference 
http://unity3d.com/support/documentation/ScriptReference/
まあ結局のところリファレンスみるしかないねということで、Script Referenceです。

— Unity Wiki
http://www.unifycommunity.com/wiki/index.php?title=Main_Page
こちらもプログラミングを参照するのにつかいます。
下記のスクリプト一覧から何か使えそうなものないかなと調べるときに役立ちます
Scripts
http://www.unifycommunity.com/wiki/index.php?title=Scripts

–「Unity忍者養成!最速修行」セミナー

Greeが開催している勉強会です。
Unityのことならこの人に聞くべしというくらいの大前広樹さんがいろいろと説明してくれます。
僕たちも学び始めたころは本当に役立ちました。

— Unity3D Student
http://www.unity3dstudent.com/
上のセミナーで大前さんが紹介してくれたサイトです。
僕はまだあまり見ていないのですが、ビデオが教えてくれるので、
ツールの使い方などが分かりやすそうです。

========== Unityで作ったゲーム ==========

上の「Unity忍者養成!最速修行」セミナーで大前さんが紹介してくれたゲームです。
iPhoneアプリのゲームで、Unityで作られたものは結構あるそうなのですが、
ロゴを消すことができるので、実際はどれがUnityで作られているかよくわからないようです。

・Samurai Dojo
http://itunes.apple.com/jp/app/samurai-ii-dojo/id404762656?mt=8
3Dでガリガリ動きます。こんなのも作れるのかと、最初結構感動しました。

・Stupid Zombies
http://itunes.apple.com/us/app/stupid-zombies/id412984175?mt=8

※Andoroid版
https://market.android.com/details?id=com.gameresort.stupidzombies
いわゆるAngry Birdsのようなゲームです。
意外とパズル要素が難しくないので、さくさくステージクリアできるので気持ちいいです。

・Lane Castle
http://www.lamecastle.com/

Webでも同じゲームが遊べます。

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ということで、僕たちも今まさに勉強しているところですが、
日本ではなかなかいい情報がないで、アーカイブとして残していければなあと思っています。

今後ちょくちょく時間をみつけて、
技術的な内容をアップしていきたいです。
(そんな余裕があるのだろうか、、)


・Unityで作ったiPhone、Androidアプリ”みそだ教授の「おミソわけ」”をリリースしました!
http://cshool.co.jp/apps/misodajump/jp/

・クスール学校事業部で3Dコンテンツの開発プロセスを基礎から学ぶ「Unity講座」やっています。
http://www.cshool.jp/course/unity/