京都精華大学デジクリ 後期終了

こんにちは、松村です。
京都精華大学デジクリの3年授業が終わりました。
1年早いですね。

今年のテーマは「きみたちはネットを使って人を幸せにできるか?」だったんですけど、
まあようするに「ネットで何か作って」という課題でした。

以下が生徒の作品です。

————————————————————————————–

「さすまてぃ」
http://www.sasumaty.com/

さすまたをプロデュースするコンテンツ。
さすまたTシャツ販売したり、アニメ「さすまたん」を制作したりしています。
結構順調に進んでいたのですが、アニメがまだ完成していないのが残念。

アニメは今月末に公開する予定らしいです。

————————————————————————————–

「美大生です、私たち」
http://sur-girl.com/

美大生である自分たちのことや自分の作品を売り込むコンテンツ。
こちらはオープン当初はブログを更新しまくって、美大生ブログランキングで2位まで登りつめたのですが、その後の更新が激減してしまったのが残念です。

あとは、今年の手作り市で作品を売るということなので、ぜひ若さを前面に出して売ってほしいです。

————————————————————————————–

「MOJITOWN」
http://mojitown.com/

文字で遊ぶブログパーツです。
ひらがな50音の文字をすべてアニメーションで作ったのはえらい!

ただ、公開がほかの班にくらべてずいぶん遅くなったため、人に見てもらうということがあまりできなかったかも。
今後は文字を追加していったり、背景を変えたりとバージョンアップするらしいので、それに期待。

————————————————————————————–

「dip」
http://dip.moo.jp/

街中のシャッターや壁に自分たちの絵を書いて風景を変えようという試み。
そんな簡単に学生に絵を書かせてくれないだろうと思っていたのに、最初の1か月ほどでいきなり仕事をもらっていた。
それも新しくオープンするという焼き肉やさんの壁。

報酬やお金を稼ぐという問題はあるけど、外にでればいくらでも学生の力が発揮できる場所があるんだなと思いました。

授業は終わったんだけど、このまま仕事としてやっていくとか進んでもらえるとうれしいです。

今年やってみての感想はこんな感じです。

—– 後期の途中でモチベーションが下がった —–

これは毎年起こることなのですが、後期に入って学祭があったり、入試があったりで休みができ、授業も回数が減ります。そのころには一応のサイトは出来上がっているので、更新が急激に少なくなります。

このあたりはネットで運営をしていくモチベーションをどう続けていくかと、授業でそれをどこまでサポートするかが来年の僕の課題でもあります。
(かくいう僕自身もブログやtwitterでのコメントはさぼりがちなので、続けていくというのは本当に体力がいります)

—– dotFesがいい効果になった —–

dotFes京都の効果は関西の制作会社の方々とのつながりができたことも大きな意義があるのですが、学校にもとてもいいつながりができました。
ひとつは学生がdotFesに向けて制作のモチベーションを上げてくれたこと、もうひとつはdotFesに参加してくれた制作会社がデジクリに興味を持ってくれたこと。

イベントはそのときは盛り上がって、あとはどんどん記憶から遠のいていくのですが、こういったつながりができたというのは本当にやってよかったです。

—– twitterが一番効果が高いことがわかった —–

僕があまりtwitterしてないのですが、twitterはまだ一般の人たちはあまりやっていないのかと思っていたら、twitterで告知すると急激に人のアクセスが増えますね。
ブログでコツコツするよりも、即効性があるのだなあと改めて思いました。
(といいつつその後のアクセス減も急激なものなのですが、、。)

ということで、デジクリで教えてもう4年が経ち、今年はデジクリ1年生がもう卒業の年になりました。
最初の生徒たちが社会人になって、仕事で彼らとつながりができていくのが楽しみです。